「デッサン人形のおすすめはどれ?」「ボディくん・ボディちゃんは気になるけれど、もう少し安いモデルはない?」
人物イラストを描いていると、全身のポーズや手足の位置、あおり・俯瞰など、頭の中だけではどうしても想像しづらい構図がありますよね。
この記事を最初に書いた当時、私はイラストを描き始めて約1か月。さいとうなおき先生のYouTubeなどで、「自分でポーズを取って撮影する」「難しいポーズはモデル人形を参考にする」といった作画方法を知り、デッサン人形を探し始めました。
最初に気になったのは、BANDAI SPIRITSのS.H.Figuarts ボディくん・ボディちゃん。
ただ、当時は欲しいモデルが品薄だったり価格が上がっていたりして、初心者の私には少し手を出しにくく……。
そこでAmazonで見つけた、もっと手頃な価格の30か所前後の関節が動くポーズ人形を実際に購入してみました。

「安いデッサン人形ってちゃんと使えるの?」と半信半疑で買ったのですが、結果的にかなり長く作画資料として使っています。
結論|安いデッサン人形でもポーズ確認にはかなり使えた
先に実際に使った感想をまとめると、私の場合は数千円クラスのデッサン人形でも、イラストのポーズ資料として十分役立ちました。
- 全身の大まかなポーズを確認できる
- あおり・俯瞰など難しい角度を確認できる
- 実際に光を当てて陰影を確認できる
- スタンドで空中ポーズも固定できる
- 手や武器などの付属パーツでポーズを変えられる
一方で、安価なモデルならではの気になる点もありました。
- 細かな手の位置までは完全に再現できない
- スタンドが使いにくい場合がある
- 個体によって関節や脚の形に差を感じた
そのため、「正確な人体構造を研究する模型」というより、ポーズ・重心・陰影をざっくり確認するための作画資料として使うのが合っていると思います。
2026年現在はX psbltyブランドの類似デッサン人形を確認
この記事でレビューしている商品について、現在Amazonの商品を調べ直しました。
私が最初に購入したものはFULLMIT、その後追加購入したものはMinzramdという名称でした。その後はCHALAN名義でも非常によく似たデッサン人形が販売されています。
そして2026年8月現在、Amazonでは「X psblty」ブランドの、男性・女性モデル、30個関節可動、スタンド付きのデッサン人形が販売されています。



外観や仕様は、この記事で実際に使用しているモデルとかなり似ています。
私がAmazonで購入したデッサン人形を実物レビュー
ここからは、実際にAmazonで購入したデッサン人形を写真付きでレビューしていきます。
私が最初に購入したときの価格は4,490円でした。
これはあくまで購入当時の価格です。Amazonの商品価格や出品ブランドは現在とは異なるため、現在の販売価格は商品ページで確認してください。




Amazonで夕方に購入し、当時は翌日には届きました。
価格が安かったので「海外からそのまま送られてくる簡易包装の商品だったらどうしよう」と少し心配していたのですが、中身はきちんとパッケージされています。


私が購入した個体には、本体だけでなくスタンドや交換用の手、小物なども入っていました。


私が購入した商品には日本語の取り扱い説明書と購入のお礼も同封されていました。
実際にデッサン人形を動かしてみた
いよいよモデルを動かしてみます。
腕や脚を曲げたり、腰をひねったりできるので、棒立ちの木製デッサン人形よりもかなり人間らしいポーズを作れます。
固定スタンドは2種類付属していた


私が購入したモデルには、空中ポーズなどを固定するためのスタンドが2種類付属していました。
- 背中へ差し込んで固定するタイプ
- 腰まわりを支えるタイプ
ただ、腰を固定する方は私の使い方が悪かったのか、どうもしっくりハマらず……。



ここは「付属している=全部簡単に使える」ではなかったです。私は背中に差すスタンドの方をよく使いました。
走る・ジャンプするポーズも固定できた


背中へ差し込むタイプのスタンドは問題なく使えました。
土台があるので、足が地面についていない走る・飛ぶようなポーズでも固定できます。
この状態で描きたい角度からスマホで写真を撮って、その写真を作画資料にするのがかなり便利でした。


背中には、このように支柱を差し込んで固定します。



人形を置いて直接見ながら描くより、いったんスマホで「描きたい画角」にして撮影してしまう方が私は使いやすかったです。
刀・拳銃・スマホなどの小物を持たせられる
購入したセットには、刀や拳銃、スマホなどの小物と、さまざまな形の手パーツも付いていました。
手を付け替えることで、刀を握る、スマホを持つ、拳銃を構えるといったポーズを作れます。
小物のサイズについても、私が購入した個体では人形に対して極端に大きい・小さいとは感じませんでした。


ただし、実際の人間なら自然にできる「刀を持った手にもう片方の手を添える」といった微妙な接触は難しかったです。
手同士が少し浮いてしまう場合があるので、必要ならテープで仮固定したり、手の細かな形だけ別の写真資料を併用したりした方がよいと思います。
小さな交換用ハンドパーツは紛失しそうで心配でしたが、私が購入したセットではまとめて保管できるようになっていました。
デッサン人形のサイズは約15cmだった


私が購入した人形の高さは約15cmでした。


中サイズのクロッキー帳と並べると、だいたいこのくらい。
大きすぎないので机の横へ置きやすく、イラストを描くときにさっとポーズを作れるサイズ感でした。
細かな手パーツや固定器具も含め、私が購入したものは台座部分へまとめて収納できました。
透明なので中身が見えて、「あの手パーツどこいった?」となりにくいのも便利です。
2022年にMinzramdのグレーも追加購入|個体差を感じた
その後、2022年4月。
2人組のイラストを描くときに「もう1体デッサン人形が欲しい」と思い、今度はMinzramd名義で販売されていたグレーのモデルを追加購入しました。


当時は、以前見ていた商品名がMinzramdやCHALANなど複数の名称で販売されていて、「これは同じ商品なのかな?」と気になったのが購入した理由のひとつです。






実際に届いたものを見ると、私が以前購入したFULLMIT名義の商品と、本体の形や付属パーツはかなり似ていると感じました。
ただし、グレーの方は少し作りが雑に感じた部分もあります。
問題なく立たせることはできるものの、ベージュの個体と比べると脚が少しX脚気味に見えました。
これはブランドによる差なのか、単純な個体差なのかまでは判断できません。



2体買ってみて、「安いモデルは個体差も考えておいた方がよさそう」と感じました。
安いデッサン人形のメリット
- 数千円程度から購入しやすい
- 全身ポーズの参考になる
- あおり・俯瞰の確認がしやすい
- 実際の光を当てて影を確認できる
- 小物や交換用ハンドが付属する商品もある
- 2体用意すれば複数人の位置関係を確認できる
私が特に役立ったと感じたのは、頭の中では想像しづらい構図を実物として確認できることです。
上から見たら肩と頭はどう重なるのか、走るとき脚はどう見えるのか、光を横から当てたらどこに影が落ちるのか。
一度人形で形を作ってみると、「こうなっていたんだ」と気付くことがかなりありました。
安いデッサン人形のデメリット
- 個体差を感じる場合がある
- 人間とまったく同じ可動域ではない
- 指など細かなポーズは再現しにくい
- スタンドが使いにくいことがある
- Amazonではブランド名・販売者・商品ページが変わる場合がある
特に今回の記事のようなAmazonで販売されているノーブランド系・小規模ブランド系の商品は、数年経つと商品ページやブランド名が変わることがあります。
そのため、昔の記事に掲載されている商品名だけで探すより、現在のAmazonページで商品写真・付属品・可動箇所・購入者レビューまで確認して選ぶのがおすすめです。
ボディくん・ボディちゃんは現在も販売されている
この記事を書いた当時は、私が欲しかったS.H.Figuartsのボディくん・ボディちゃんが品薄で、Amazonなどでは高値になっていることもありました。
ただし、「ボディくん・ボディちゃん自体がもう入手困難」という状況ではありません。
シリーズは現在もBANDAI SPIRITSから展開されており、2026年にも新しいBODY-KUN/BODY-CHANが登場しています。
安価なAmazon系デッサン人形と比べると価格は上がりますが、作画用として設計された可動フィギュアを選びたい人なら、現在のボディくん・ボディちゃんも比較候補に入れてよいと思います。


安いデッサン人形とボディくん・ボディちゃん、どっちがおすすめ?
| Amazonの安価なモデル | ボディくん・ボディちゃん | |
|---|---|---|
| 価格 | 比較的安い | 高め |
| ポーズ確認 | ○ | ◎ |
| 作画用途 | 大まかな参考向き | 作画用として設計 |
| 個体差 | 商品によって注意 | メーカー品 |
| おすすめ | 初心者・予算重視 | 使い勝手を重視 |
私自身は、「とりあえずポーズの参考になればいい」なら安いデッサン人形でもかなり使えると感じました。
一方、関節の動かしやすさや作画資料としての完成度を重視するなら、予算を上げてボディくん・ボディちゃんを選ぶ方法もあります。



「初めてなので数千円から試す」→「よく使うようになったら上位モデル」という買い方でもいいと思います。
デッサン人形は本当にイラスト上達に役立つ?
デッサン人形を買っただけで絵が上手くなるわけではありません。
ただ、私の場合は「想像だけで描いて間違える」回数を減らすための資料として役立ちました。
特に便利だったのは、
- あおり
- 俯瞰
- 走る・飛ぶポーズ
- 身体をひねったポーズ
- 複数人の位置関係
- 光源による陰影
を確認するとき。
人形でポーズを作り、スマホで描きたい角度から撮影して、その写真を見ながら描く方法をよく使いました。
3Dアプリより「実物に本当に光を当てて影を確認できる」のは、物理的なデッサン人形ならではだと思います。
デッサン人形を買うときのチェックポイント
- 関節:肩・肘・手首・股関節・膝などが十分動くか
- スタンド:空中ポーズを固定できるか
- 交換ハンド:描きたいポーズに合う手があるか
- 小物:武器・スマホなど必要なものが付くか
- サイズ:机に置きやすく写真を撮りやすいか
- レビュー:関節の緩さ・破損・個体差の報告を確認
Amazonでは同じように見える商品が複数ブランドから販売されているので、ブランド名だけでなく「今販売されているその商品ページ」の内容を見ることが大切です。
よくある質問
- デッサン人形はイラスト初心者にも必要ですか?
-
必須ではありませんが、人体のポーズを頭の中だけで想像するのが難しい初心者には便利です。特にあおり・俯瞰・ひねり・走るポーズなどを確認するときに役立ちます。
- 安いデッサン人形でも使えますか?
-
私はAmazonで数千円のモデルを実際に使い、ポーズ・重心・陰影を確認する用途では十分役立ちました。ただし個体差や関節の動かしやすさには差がある可能性があります。
- FULLMIT・Minzramd・CHALAN・X psbltyは同じ商品ですか?
-
外観や仕様が非常によく似た商品は確認できますが、同一メーカーの商品がブランド名だけ変更されたものなのかは確認できません。本記事で実際に使用したのは過去にFULLMIT・Minzramd名義で販売されていた個体で、現在はX psbltyなどの類似商品が販売されています。
- ボディくん・ボディちゃんは現在も販売されていますか?
-
シリーズは現在もBANDAI SPIRITSから展開されています。2026年にも新しいBODY-KUN・BODY-CHANが登場しています。販売状況はモデルごとに異なるため、購入時に最新の商品ページを確認してください。
- デッサン人形と3Dポーズアプリはどちらがおすすめですか?
-
どちらにもメリットがあります。3Dアプリは好きな角度へ自由に動かしやすく、実物のデッサン人形は実際に光を当てて陰影を確認できるのが便利です。両方を用途によって使い分ける方法もあります。
まとめ|安いデッサン人形もポーズ資料として長く使えた
私が最初のデッサン人形を購入してからかなり時間が経ちましたが、ポーズを考えるための作画資料として購入したこと自体は正解だったと思っています。
実際の影の付き方や、上から見た構図・下から見た構図など、自分の頭だけでは想像しにくい場面を可視化できるのが便利でした。
一方で、2体目では脚の形などに個体差も感じたので、安価な商品を選ぶ場合は「精密な人体模型」というより、大まかなポーズを確認するための補助資料として考えた方がよいと思います。
2026年現在は、Amazonでよく似た可動デッサン人形も販売されています。
私がレビューした旧商品と完全に同一とは断定できませんが、同じような価格帯・タイプのデッサン人形を探している方は、現在の商品仕様やレビューを確認して比較してみてください。



「まずポーズの参考になればOK」なら安いモデルから試して、もっと使いやすさが欲しくなったらボディくん・ボディちゃんへ進むのもありだと思います♪
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